皮膚科

診療科目

  • 保険診療

    • 皮膚科疾患全般について診療をします。
      特に接触皮膚炎(かぶれ)を疑う場合、パッチテストの経験が豊富な皮膚科専門医二人が徹底的に原因を究明します。
      掌蹠膿疱症は原因検索を主体とした治療を行います。
  • 自由診療

    保険診療による治療で限界のある症状に対しては、自由診療を行います。

    男性型脱毛症に対する内服治療、
    しみ、しわ、にきびに対するピーリング、イオン導入、光治療器による治療、
    光治療器による脱毛、炭酸ガスレーザーによるアクロコルドンや脂漏性角化症の治療など。

パッチテスト

かぶれは、原因をみつけて、その原因を除けば完治する皮膚疾患です。
逆に、原因を除なければ、どんなに強力な飲み薬やつけ薬を一生懸命使用しても治りません。
原因をみつける検査がパッチテストです。
当院では、パッチテストを専門に学んできた皮膚科専門医がパッチテストを用いて、治りにくい皮膚炎の原因を探します。

パッチテストの流れ

  • 1) 背中や腕に原因として疑わしい製品やアレルゲン(検査試薬)を貼ります。

  • 2) 2日後に再来していただき、テープをはがして1回目の判定をします。
    翌日、または翌々日に2回目の判定、貼ってから1週間めに最終判定をします。

    貼布日 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 2~4週後
    テストユニットを貼る 1回目の
    判定
    2回目の
    判定
    3回目の
    判定
    最終判定
    結果説明
    貼布日テストユニットを貼る
    1日目
    2日目1回目の判定
    3日目2回目の判定
    4日目
    5日目
    6日目
    7日目3回目の判定
    2~4週後最終判定・結果説明

    2回目の判定は3日目でも4日目でも構いません。

  • *原因成分によっては、1週間以降に反応が生じるものもあるため、テスト後に再来するときにテスト部位の確認を行います。
  • *検査期間中の注意事項などは診察時にご説明いたします。

対象となる皮膚疾患

化粧品や日用品による接触皮膚炎、職業性接触皮膚炎、難治性の手湿疹、金属アレルギーなど

掌蹠膿疱症

手足に膿疱が出現する皮膚疾患です。難治性の皮膚疾患として知られています。
おつりをもらうときに手を出せない、握手ができない、手を使う仕事ができない、サンダルを履けないなど、患者さんにとって大変悩ましい皮膚疾患です。
なかには関節の痛みを伴う場合もあります。対症治療により症状が落ち着いていく患者さんもいますが、なかなか改善がみられない患者さんも多くいます。

悪化要因として扁桃病巣や歯周病、虫歯などが知られており、耳鼻咽喉科や歯科との連携は治療に欠かせません。
また喫煙している患者さんも多く、喫煙が悪化要因であると考えられてきました。
歯科金属アレルギーが原因のひとつとして考えられていますが、実際には歯科金属と掌蹠膿疱症の因果関係が確認できる症例は多くはありません。
ただし、なかには歯科金属や食事中の金属が症状と関連が考えられる症例もあり、必要に応じて金属パッチテストを行います。

皮膚科設備

混んでいる時間帯

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